ページ

2011年12月12日月曜日

財務会計「期中取引(1)」

期中取引(1)
当座預金
  • 当座預金を引き出す場合、小切手を使用する。
  • 小切手は振出人が支払人(銀行)に対して小切手金額を受取人または所持人に支払うことを委託する証券。
  • 当座預金を引き出すためには、小切手を銀行に提示する。

会計処理
当座預金の預入、引出・・・当座預金勘定(流動資産)

財務諸表上の表示
貸借対照表上・・・当座預金 ⇒ 「現金および預金」として表示する

仕訳例
  1. A社はB銀行と当座取引契約を結び、現金20,000円を預け入れた
    (借) 当座預金 20,000  (貸) 現金 20,000

  2. A社はC社から商品10,000円を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った。
    取引相手に自己の当座預金に係る小切手を渡す場合、小切手を振り出した時点で「当座預金の減少」として処理する。

    (借) 仕入 10,000  (貸) 当座預金 10,000
  3. A社はD者に商品を12,000円で売り、代金はD社の小切手を受け取った
    他社振出小切手は通過ではないが、銀行で提示するだけで直ちに換金することができるので、簿記上は現金として取り扱う。

    (借) 現金 12,000  (貸) 売上 12,000

    なお、受け取った他社振出小切手を換金し、直ちに当座預金に預け入れた場合、以下のような仕訳をおこなう。

    (借) 当座預金 12,000  (貸) 売上 12,000




0 件のコメント:

コメントを投稿