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2018年7月21日土曜日

罪の声


あらすじ
自宅でノートとカセットテープを見つけた。
ノートの内容、カセットテープに吹き込まれた自分の声を聴いて、
ギン萬事件で使われたことを認識し、市井の一般人が萬事件を追い始める。
同じ時期に大日新聞で未解決事件の特集することになり、ギン萬事件が対象になる。
ギン萬事件の関係者を探し、新聞記者が事件を追い始める。

ギン萬事件では、テープを見つけた主人公を含めて
3人の子供の声を吹き込んだテープを犯人グループが使っていた。
同時期に事件を追い始めた2人が未解決のギン萬事件、
吹き込んだ子供の人生に迫っていく。

感想
グリコ森永事件を題材にしているこの本、
読み進めるうちにどんどん小説の世界に惹きこまれていった。
私は小説を読んで惹きこまれると、
電車を乗り過ごす、乗り遅れる等やってしまうのだけれど、
この小説でもやってしまった。

警察の資料等、公開されている情報を集めてストーリーを構成しており、
どこまでが現実でどこからが作成した物語かわからないくらいだった。
作者は犯人に会っているのではないかと思ってしまうほど。

テープに声を吹き込んだ子供の人生も大事なテーマになっている。
私も親として子供を育てること、守ることに対してどうあるべきか考えさせられた。
答えは見つかっていないけれど。