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2012年1月2日月曜日

財務会計「期中取引(5)」

  1. 固定資産の取得

    固定資産とは会社が事業活動のために長期にわたって所持する資産のこと。
    以下の3つに分類される

    1. 有形固定資産
      営業目的で所有するもので、具体的な形があるもの
      例:土地、建物等

    2. 無形固定資産
      営業目的で所有するもので、具体的な形がないもの
      例:特許権、借地権等

    3. 投資その他資産
      営業目的以外で所有するもの
      例:長期貸付金等

    ・会計処理

    固定資産を取得した場合は、取得価格でもって、土地や建物などそれぞれの資産の特徴を現す勘定で処理する。
    取得原価は購入代価に手数料などの付随費用を加え、値引額を控除する。
    取得原価=購入代価+付随費用-値引


    仕訳
    建物を10,000円で購入し、代金は月末後払いにした。購入に伴い発生した手数料500円を現金で支払った。

    (借) 建物 10,500
    (貸) 未払金 10,000





    現金 500

    ※付随費用も建物の金額に含める。
    ※商品仕入以外に係る代金の決済を先延ばしする場合
       支払債務は「未払金」として商品仕入にかかる債務とは区別する。

  2. 資金貸借取引

    1. 貸付金・借入金
      • 貸付金:金銭の貸付をすることで返還請求債権が生じる
      • 借入金:金銭の借り入れにより返済義務が生じる

      ※貸付(借入)の機関の間は利息の受け払いが行われ、決済日になると元本を回収(返済)する。
    2. 会計処理
      貸手側は発生した金銭債権を「貸付金(資産)」勘定を用いて処理する。
      借手側は発生した金銭債務を「借入金(負債)」勘定を用いて処理する。

      資金貸借にかかる利息については、貸手側は受け取った利息を「受取利息(営業外収益)」として処理する。
      借手側は支払った利息を「支払利息(営業外費用)」として処理する。
      元本の返済が行われたときは債権債務を消滅させる処理を行う。

      ・仕訳
      ○○21年1月1日にA社はB社に対して貸付期間2年、利率は年3%、利払は毎年12月31日に行うとの条件で現金10,000円を貸し付けた。

      A社での処理
      1. 貸付時の仕訳(○○21年1月1日)
        (借) 貸付金 10,000
        (貸) 現金 10,000

      2. 利息の受取(○○21年12月31日)
        (借) 現金 400
        (貸) 受取利息 400

      3. 利息の受取と元本の回収(○○22年12月31日)
        (借) 現金 10,400
        (貸) 貸付金 10,000





        受取利息 400

      B社での処理
      1. 借入時の仕訳(○○21年1月1日)
        (借) 現金 10,000
        (貸) 借入金 10,000

      2. 利息の支払(○○21年12月31日)
        (借) 支払利息 400
        (貸) 現金 400

      3. 利息の支払と元本の回収(○○22年12月31日)
        (借) 借入金 10,000
        (貸) 現金 10,400

        支払利息 400





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